社会資本整備に関わる
建設コンサルタント
社会資本とは、わたしたちが普段使用している道路、橋、公園、水道、下水道、電気、
そして地域が発展するための都市計画や環境保護など、
みんなが生活する上では欠かせない施設の総称のことです。
“社会資本”にはそれぞれ管理する者がいます。たとえば国道ならば国、都道府県道ならば都道府県、市町村道なら市町村です。たとえ道路が壊れてしまっても直す人がいなければ困ります。そうならないように、それぞれの社会資本には各管理者が欠かせません。ここで言う事業者とは、主にそれぞれの“社会資本”の管理者のことを言います。
主な事業者
-
国
国道・一級河川・国立公園など -
都道府県
都道府県道・空港・ダム・二級河川・漁港など -
市町村
市町村道・水道・下水道・公園・公民館など -
その他
高速道路・鉄道・電気・ガス・電話・その他民間施設など
事業者の要望や課題を解決するのが
建設コンサルタント
生活をもっと安全で快適にそして維持するためにも、事業者が「こうしたい」などの要望や課題が出てきます。そこで建設コンサルタントの出番です。私たち建設コンサルタントは、事業者の要望や課題を解決するために調査・計画・設計・施工監理を主に行う技術者なのです。
-
災害に強い
まちづくり -
快適で住みやすい
まちづくり -
自然との共存
-
老朽化を整備
建設コンサルタントとは私たちが快適に生活する上で重要な役割を担っています。
建設コンサルタントの主な役割
建設コンサルタントは工事は行いません。工事は施工業者(ゼネコン・サブコン等)が行います。
ただし、私たち建設コンサルタントは一切工事に関わらない訳ではなく、工事がスムーズに行えるようアフターフォローをしたり、工事が設計通りに行われているかを事業者に代わって確認を行う「施工監理」や完成後の「維持点検」も行います。
主な役割
これからの建設コンサルタント
これまでは時代の流れとともに社会資本整備の進め方が変わってきました。
たとえば昭和40年ごろの高度成長期は大規模造成といった社会資本整備が急速に進められ、平成期に入り地域活性化や利便性を追求した資本整備に、そして現在はこれまで進められてきた資本整備を「より安全に」、「より便利に」、「より環境と調和した」を基本とした新たな視点での社会資本整備が必要になってきます。
建設コンサルタントはこれからも時代の需要とともに多様な領域に広がり、まだまだ成長や活躍が期待できるのです。当社では、これからの時代により一層躍進することを目指して、「新技術への取組み」を行ってます。
UAV技術導入
ドローンを使った、空中動画・空中写真測量を行なっています。維持管理や災害調査など様々な分野で活用されています。
点検・補修によるインフラの長寿命化
高度成長期に建設された道路構造物が更新時期を迎え、20年後には供用50年以上経過した橋梁が、現在の約9倍にもなると予想されます。