
Q1:1日のワークスケジュールを教えてください。
朝は早めに出社し、掃除を行います。その後、業務に入る前に、1日の作業目標を決定します。具体的には私が担当している業務の中から優先順位が高いものを選び、1日で作業できる程度の作業目標を決定します。
相双事業所では、他部門である測量課も同フロア内で業務を行っており、適宜打合せを行いながら業務を進めていきます。同フロア内で作業しているため、測量課、設計課の距離感が近く、良い雰囲気の中で業務を進められています。
夕方には作業状況を確認し、残業の有無を検討します。極力、残業を避けるようにはしますが、繁忙期はどうしても残業が多くなる傾向があります。明日の作業内容についても目安をつけてから帰社します。
Q2:難関資格(技術士)突破への秘訣を教えてください。
秘訣は、「早期の段階で、自分の能力を見越し、資格合格までの道筋をぼんやりとでも良いので考えておくこと」だと思います。
私は自分の能力に自信が無かったため、1回で試験に合格しようとは考えておらず「40歳くらいまでに10回以上試験を受けられるのだからそれまでには受かるだろう」という程度の考えでおりました。そして、合格するまでに6回の受験を要しましたがなんとか合格することが出来ました。
なお、近年では会社より技術士取得に向けた通信教育の補助等が実施されるようになり、試験を受けやすい環境が整えられてきています。私は技術士取得後、その制度を利用させて頂き、現在は2部門目の取得を目指して勉強中です。
Q3:仕事における目標を教えてください。
仕事の目標は、「どのような種別の業務であっても、ベターな成果品を作れるようになること」です。これを見たときに「ベストな成果を目指さないのか」「手抜きをする気なのか」と考える方もいるかと思いますが、そのような意味ではありません。
成果品に対する所感は人によって千差万別であり、誰が見てもベストだと思える成果品を作ることは難しいと私は考えています。そのため、私は業務に対する主要なポイントを抑え、誰が見てもそれなりに満足出来るベターな成果品を作れるよう努力しています。
また、私が携わっている設計業務は、発注者との協議により設計条件等の重要事項を決定し、進めていきます。そのため、業務を進める上で「コンサルティング」が一つの重要なポイントになります。
私たち中堅社員は単純に業務を消化するだけではなく、「コンサルティング」により発注者からの信頼を得て、次の業務に繋がる仕事が出来るよう、努力していくべきだと考えています。